予防をしない方の実例

〜虫歯病を放置し、痛い時だけ治療すると〜

Nさん 60歳 男性

こちらは、歯が痛い時だけ来院し、歯を失ってしまった方のお口です。

検査を行い生活習慣の軌道修正を行うことによって「虫歯病」の改善の提案を行ったのですが、受け入れてもらえませんでした。目先の治療の繰り返しだけではお口の健康を保てないことがよくわかります。

やはり、継続した検査に基づき、予防メンテナンスを継続することがいかに重要かを教えてくれています。

やはり継続した検査に基づき、予防メンテナンスを継続することがいかに重要かを教えてくれています。

この方の唾液検査の解説をしていきましょう。

レーダーチャートはかなり内側に向かってしまっています。

唾液の量は普通ですが、緩衝能は低く、ミュータンス菌とラクトバチラス菌は大量発生しています。飲食の回数は普通ですが、歯ブラシの精度が悪く、お口の中はプラーク(歯垢)だらけです。フッ素もほとんど未使用とのことで、当院の歯科衛生士により下記のデータに基づいた生活習慣の軌道修正を提案させていただいたのですが、受け入れてもらえず、現在来院も中断されています。

1年以内に虫歯が発生する可能性が96%とのことで、この先がとても不安であります。

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